会社の飲み会に参加はするが実は苦手という中高年が増えているという。そんなオジサンたちの本音に迫った。

◆20~30代の65%は「嫌いではない」と回答。一方オジサンは?

「飲みニケーション」という言葉があるように、日本の企業風土には飲み会を重視する傾向があった。しかし昨今は「仕事とプライベートは別」という風潮や若者の酒離れなどもあって、会社の飲み会文化は若者から敬遠されているという見方がされている。だが、実は最近の若者のほうが会社の飲み会には積極的で、意外にも嫌がっているのは中高年だということがわかってきたのである。

 大手電機メーカーで働く川野弘さん(仮名・44歳)は、後輩との飲み会で心に痛手を負い、軽いトラウマになった経験を嘆く。

「俺が常連にしているちょっと有名な焼き鳥屋に30代の後輩が『行きたい店だったんで連れてってください!』なんて言うもんだから、後輩連中も呼んでご馳走したんだ。ところが後日、偶然そいつのツイッターを見つけてしまったんだよ。そこには『まぁ、旨いけどわざわざ行かないね』『うるさくて煙モウモウ。会社の先輩のおごりだったのが救い』だってさ。胸の深いところにグサッと刺さったよ」

 では、飲み会を肯定的に捉える20~30代の若手会社員たちは、会社の飲み会をどのように考えているのだろうか。主立った意見を紹介してみよう。

「お酒を飲むといろんな本音が聞けて、普段あまり話さない先輩の意外な趣味や共通点を知ることができるので、楽しいですね」(住宅メーカー・男性・24歳)「普段あまり話せないことでも、お酒の力を借りて言えること」(団体職員・男性・32歳)「社内のいろんなぶっちゃけ話を聞ける」(不動産・女性・28歳)

 などなど、飲み会を1つのコミュニケーションツールとして捉え、楽しみながら活用しているようだ。

 こうした意識の違いは年代ごとにどのような差があるのか気になるところである。そこでSPA!編集部では、20~50代の会社員や公務員の男女200人を対象にアンケートを実施。日本の社会人の飲み会事情を探った。すると、意外な事実が判明したのである。

◆世代によって飲み会の捉え方が異なる!?

●20~30代・会社の飲み会の参加頻度
毎回参加   52%
2~3回に1度  24%
4~5回に1度  10%
参加しない  5%
飲み会がない 9%

●20~30代・飲み会は好きか嫌いか?
好き         13%
どちらかというと好き 52%
どちらかというと嫌い 29%
嫌い         6%

●40~50代・会社の飲み会の参加頻度
毎回参加   38%
2~3回に1度  25%
4~5回に1度  14%
参加しない  8%
飲み会がない 15%

●40~50代・飲み会は好きか嫌いか?
好き         12%
どちらかというと好き 41%
どちらかというと嫌い 38%
嫌い         9%
アンケートは20~50代の社会人の男女200人を対象に実施

◆本音は参加したくない会社の飲み会

 まずは、「会社の飲み会の参加頻度」からご覧いただきたい。「会社の飲み会自体がない」と答えたグループを母集団から除いて計算すると、20~30代の若手世代の飲み会参加率は94%に達する。一方で40~50代の中高年世代も負けじと91%が酒席に顔を出している。

 しかし、そうした飲み会出席者に対して「飲み会は好きか嫌いか?」と尋ねたところ、中高年世代の47%が「嫌い」「どちらかというと嫌い」と、否定的な態度を見せているのだ。一方、若手世代に同じ質問を投げたところ、飲み会否定派は35%にとどまった。しかも飲み会を断る際には、いい年こいた中高年でさえ64%が嘘をついて参加を断っているのだ。

●40~50代・嘘をついて飲み会を断ったことがある?
YES 64%
NO 36%

 つまり、飲み会が嫌いなのに断りきれず、まずい酒を飲まされている中高年が多々存在するというわけだ。金融系営業マンの山本和樹さん(仮名・47歳)は、そのジレンマをこう表現した。

「同じ会社の人間との飲み会なんて非生産的です。しかも職場には嫌なヤツが必ずいるじゃないですか。それが上司だったらまだ仕方ないけど、気の利かない若手とわざわざ一緒に飲みに行くなんてストレスの極みです。ただ、社内のコミュニケーションをとるのが大事ですから、必要悪だと割り切って参加してますよ」

 では、会社の飲み会を内心では嫌がっている社員たちを、気持ちよく酒席に連れ出すにはどうしたらいいのか。『飲みの席には這ってでも行け!』の著者で、言語コミュニケーションに詳しい堀田秀吾氏に誘う側の心得を聞いた。

「飲み会に誘う側である、上司や先輩側の努力がまず必要ですね。普段の力関係を考えずに、酒席だからと上司が友達感覚で話そうとしても、コミュニケーションに齟齬が生じるケースはよくあります。アドバイスのつもりで話したのに、若い世代にとっては、自慢話や説教に聞こえてしまう。飲み会で腹を割った話をしたいのであれば、上の立場の人は、上から目線にならないように注意して、お得意様を接待するくらいの気持ちで接するといいでしょう」

 こうしたソフト面を意識した雰囲気づくりに加え、ハード面での気遣いについても堀田氏は熱く語る。

「まず、『飲み会』ではなく『おいしい店があるから食事に行こう』と言葉を変えて誘うべきです。そして、なかなか予約が取れない店であったり、隠れた名店といったプレミア感を出す。たとえ出席者の中に嫌いな人がいたとしても、『その店だったら行ってみたい』と思わせることが大事なんですよ」

 手を抜かず、気を抜かず。これぞおもてなしの極意である。

【堀田秀吾氏】
明治大学法学部教授。ベストセラーの『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』(クロスメディア・パブリッシング)のほか、コミュニケーションを論じた著書多数

取材・文/森田光貴 野中ツトム・松嶋千春・村田孔明(清談社) 長谷川大祐(本誌)
オジサンは[会社の飲み会]が嫌いだった! ―



(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

自分の時間を大事にしたいから飲み会参加はしたくないな。


正直ストレス


勤めてた時は、周囲が口ばっかの嘘吐きだの、中身のねぇ見栄っ張りだのばっかりで、正直酒飲むどころかツラも見たくなかったな。独立して付き合う層が変わったら楽しくなったが。


年上社員と上司たちが無理やり酒進めないのと、仕事の愚痴が無ければ、参加した方が良いのだけれど。酒飲むと人が変るのが多いから、拒否もしたくなる。上司たちが飲み方、飲ませ方を判れば良いのだか。これって無理な要求かも。


飲み会である必要性が無い。ぶっちゃけた話なんぞ休憩中でもできるだろ。あと、酒の力借りないとまともに喋れないような奴は無駄な足掻きだから無理しないほうがいいぞ。


頻度による。相手による。


俺は逆に普段見れない姿が見れて好きだけどな~、まあ俺も人前で吐いて迷惑かけたこともあったが、そういうの世話してもらったり世話したり後で笑い話になったりで悪い思い出もいい思い出も沢山あるわ、結局都合のいい人付き合いなんてないのよ、自分から避けてると相手からも避けられるわけでな、ネットでどこの誰かも自分が何者かも知られず言葉を書き続けて何が残るんだろうな。


若者より中高年の方が嫌い率高いの意外だな。


自分は呼ばれたら行くけどね。それなりに金のかかる焼き肉屋なんて家族とじゃまずいかないし・・・あと手羽先の骨食ったら上司から驚かれて以来自分の一発芸みたいになってる。


職場の人がみんな良い人ばかりだから飲み会はそんなに苦じゃないけど、嫌味な上司とか居たら最悪だろうな。こればっかりは運だと思う


飲みの席でなら本音で話せるよか思ってる幸せモンは、そもそも酒も人も好きな人種なんだろうね。人と話すのも得意じゃないし、酒も飲めない人種からしたら、会社の飲みなんてただのサービス残業。本音もクソもねぇよ。